長尾川源流の滝
(ながおがわげんりゅう)



長尾川源流、竜爪山登山口(平山口)に五つの滝あり
穂積神社の古道になる登山道を登って行く途中
決して大きくはないがそれぞれに趣のある滝である

瀬名地区(北街道)から県道201を平山地区へ
登る事20分 目標は竜爪茶屋です。

竜爪茶屋を過ぎると穂積神社山道入口が見えて来る
この登山道は登山の練習に良い所で、日曜日など
駐車スペースがないくらい多くの登山者が来る
左脇には名水もあり、平日でも人が絶える事はない。

傾きかかっていた案内板が修復され綺麗になった。
(2005・12・18撮影)
三丁目の滝
登山道は一丁目から三十丁目まで丁石があり
三丁目と五丁目の滝は滝固有の名前がない
のが残念である
三丁目の滝は登山道から少し本流を登ると見る
事が出来る
本流に落下している落差3m幅3mの滝
(2005・06・25)


五丁目の滝
三丁目滝から登る事3分、左俣から流れこんでいる
高さ4m程の小さな滝だが水が飛び出すように
落下している為なかなか美しい
左俣は此処からまた二つに分かれているらしく
向かって左側にも滝を見る事が出来る
夫婦滝といっても良いのではないか
(2005・06・25)
竜走の滝
2006年になって初めて雨らしき雨が降ったので
富士山を撮りに穂積神社まで出かけ沢の水量が
増えていたので山道を登って来た。
肝冷しの滝を撮るつもりで来たが竜走の滝の
案内看板が見え下を見ると昨年秋に撮った
竜走の滝と違うこれが本物の「竜走の滝」であった。
(2006・01・15)
画像が小さいので迫力に欠けるが
実際は岩盤を斜めに流れ落ちる様は
この渓流随一の滝だ。
この滝から上は岩盤の間を水が縫って流れている
沢からの徒渉は無理である
(2006・01・15)



滝仲間のイチローさんが長尾川源流の滝へ入られた。
撮影された「竜走の滝」を良い角度で捉えていたので足慣らしを兼ねて
チャレンジして見た。
滝の案内看板から下ったのでイチローさんの足跡がはっきり出ていました。
足の長さが違いますがイチローさんと同じスタンスで撮った滝です。
下段の小さな滝を登って正面に立っての撮影です。
2009年4月30日

竜走の滝の指標から5分程登ると肝冷しの滝
分岐点に着く
(2006・01・15)
肝冷しの滝
分岐点から暫く並行に歩くと滝が見えてくる
下段5m、中段20m、上段3mの滝


下段左岸を巻いて中段の滝壺まで降りた。
高さ20mはあると思われる中段の滝です。
中段と言ったのは左岸からは見難いが
落ち込みが上段3m程の滝となっている
総落差30mの滝で此処では最大の滝です。
(2008・03・27)
縁結の滝
前4つの滝は登山道から滝まで山道を辿れば
見る事が出来るが縁結の滝は新道からも
旧道からも離れている為、沢伝いに登らなければ
見る事が出来ない
渓雨は旧道を登って十一丁目の丁石手前を降下して
沢に降り立ち15分ほど沢を登って滝下に到達した。
2006年に初めてこの源流に入ってから2年
縁結の滝へ行く機会が無かった。
右俣は落差が激しく3m程の滝が連続しており
目指す滝の位置もはっきりしなかった事で
中断していたがやっと辿り着いた。
(2008・03・27)
下段15m上段2mの滝、左岸は植林されているが
右岸は切り立つ断崖で降り口は丁石手前で正解だった。
当然右俣では最大級の滝です。
これで長尾川源流の滝は完了しました。

2009年、某ブログにて源流随一と紹介している
滝の存在が記述されていた。
右又と推測しているが調査の必要がある

※注
  沢への降下は慎重にお願いします。
  素手で降りられますが滑落したら沢まで30m
  何も無ければ良いが事故ればロープ無しは
  無謀と批判される勾配です。
  渓雨は安全の為、ザイルを使用しました。
  登りはアイスパイルがあれば尚良いでしょう





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